ダウンジャケットはクリーニングに出した方が良い?
冬場の必須アイテムであるダウンジャケットやダウンコート。
モンクレールやカナダグース、デュベティカ(DUVETICA)など、様々なブランドがありますが、
冬物のコートの中では比較的高額な部類に入ると思います。
大切な一点物のダウンジャケット、ダウンコートを長く使うためにもクリーニングの方法については気になる所です。
ダウンのクリーニング料金の相場は?
ダウンジャケットのクリーニング相場はどれぐらいなのでしょうか?
ダウンジャケット:2850円~
ダウンコート:3150円~
ダウンベスト:2280円~
宅配クリーニングの大手、リネットでは上記のような料金体系になっています。
加えて、ブランド物等に使用する贅沢手仕上げコースは追加で1500円が掛かってきます。
これが大体クリーニングに出した時のダウンの相場になります。
ダウンジャケットのクリーニングはどれぐらい掛かる?
ダウンジャケットをクリーニングに出した場合、料金はいくらぐらいかかるのでしょうか。
店舗型 | 宅配クリーニング | |
通常 | 1,800円~3,000円 | |
ブランド品 | 6,000~10,000円 |
高そうなイメージがありますが、実際は1,800~2,500円程度のところが多いようです。
ただし、ブランド品のダウンを高級クリーニング店に出す場合、6,000円~10,000円以上するところも珍しくないです。
ちなみに、ダウンベストだともっと安く、ダウンコートは高くなります。
これは、生地の面積によるところが多いと思います。
ダウンジャケットはどれぐらいの頻度でクリーニングすれば良い?
ダウンジャケットをクリーニングに出す時期ですが、特別目立った汚れがなければ、シーズン後に一度出せばOKです。
あまり頻繁に出し過ぎすと、逆に生地を傷めてしまう恐れがあります。
ただ、ダウンを汚してしまった時はなるべく早くクリーニングした方が良いです。
ダウンジャケットは自宅でクリーニングできる?
ダウンジャケットは家で洗えます。ただし、洗えないものもあるので確認が必要です。
洗濯表示
洗濯表示をチェックしましょう。
原則として、水洗いができる表示があれば過程でも水洗いが可能です。
洗濯機マーク、手洗いできるマークがあればOKです。
手洗い不可であれば、クリーニングに出しましょう。
生地の素材
ダウンジャケットの表地には、ナイロンやポリエステルがよく使われます。ナイロンは水分や摩擦に強いです。
また、保温性の高い薄手で緻密な織物である事も特徴です。
ただし、熱に弱かったり、日光やガスによる変色しやすいデリケートな素材でもあります。
ポリエステルは型崩れに強く、収縮しにくく乾きやすいので、洗濯しやすいメリットがあります
一方で、静電気や毛玉が発生しやすく、汚れを吸着しやすいです。
その他、ウールやレザーの素材は洗うと縮みが出る場合があります。
このようにダウン素材のジャケットやコートはデリケートな素材が使われている事が多く、
かつ、高価なものが多い傾向があります。失敗した際のリスクが大きいとも言えます。
その為、プロのクリーニング業者に任せた方が安全です。
プロフェッショナルのクリーニングとは
クリーニング店では、取扱い絵表示、表地や裏地などの素材、生地加工、汚れの付着状況などを総合的に判断して、洗い方を決めます。
(これはダウンジャケット以外も同様です)
つまり、一概にダウンジャケットといっても、最適な洗いと仕上げを行う為に、条件により何通りもの洗い方があります。
そして、適切な判断を下す為には、専門的な知識や技術が必要となります。
そこが、プロフェッショナルと一般の人との大きな違いでもある訳です。
テレビや雑誌などで紹介されている家庭洗濯のテクニックをプロは行わず、家庭では出来ない方法で洗浄していきます。
クリーニング店では、ドライクリーニング・ウエットクリーニング・またはシミ抜きなどの洗浄方法を駆使し、汚れをしっかり落とします。
乾燥・仕上げ方法も異なります。洗いの行程で一度ペシャンコになったダウンを、
もとのフカフカした”ふくらみ”を持った状態に復元する工程を、プロの業者は加えるのです。
ここがクリーニング店の腕の見せ所でもあり、家庭とのクリーニングと一線を画する部分でもあります。
おすすめのダウンジャケットクリーニング方法
安価なダウンジャケットであれば、自宅で洗濯する事も可能です。
ただし、ブランド品等の高価なダウンジャケットについては、クリーニングに出した方が安心だと言えるでしょう。
特に、ダウンの大きな特徴として、保温性が挙げられます。
この保温性を長く保つためには、ダウンのふくらみを損なわないことです。
汚れを落とし、かつふくらみを復元するには、クリーニングのプロフェッショナルでも、相応の手間と知識や技術、コストが必要になります。
洗濯回数の少ないダウンジャケットを家庭で洗濯し、次のシーズンまでに自己保管すると、また、洗たくや乾燥に手間をかけず、
誤った方法で行えば、本来の”ふくらみ”が失われ、最悪は取り戻すことが不可能になります。
カビや臭いを引き起こしたり、生地の劣化を早める原因になります。
格安店などに預けると、コストを抑える為に一着に費やす手間や時間などを削ります。
その結果、ダウンが潰れて戻ってくるトラブルも起きる可能性があります。
また、ダウンジャケットは品物によっては様々な加工が施されていたり、付属品がついていたりします。
そうした加工や付属品も含めて、一番良いクリーニング方法を選択してくれるクリーニング店を選びましょう
ブランド物のダウンのクリーニングは専門の業者に任せるのがおすすめです。
ダウンジャケットを手掛けるクリーニング業者の比較
ダウンジャケットを主要なクリーニング業者に出した場合の料金について、比較しました。
宅配クリーニングは個別料金制とパック制で金額体系が大きく変わってきます。ここではダウンジャケット1着を出した場合を想定しています。
サービス名 | 料金 |
リナビス | 990~1,640円 |
リネット | 2,850円 |
ネクシー | 2,300円 |
クリーニングモンスター | 1,100~1,958円 |
HIRAISHIYA | 8,250円 |
価格面を重視する場合、ダウンジャケットはリナビスやクリーニングモンスターなど、パック制のクリーニングを使う事がおすすめです。
これらのクリーニングサービスは、点数によって料金が決まるため、ダウンジャケットなどの単価の高い衣類をクリーニングに出すと料金的にはお得に出す事ができます。
↓リナビスの公式サイトで確認してみる
↓クリーニングモンスターの公式サイトで確認してみる
それぞれのサービスは実際に使ってみて、レビュー記事にしています。ぜひ確認してみてください。